八幡の家(秋田県横手市/戸建て住宅)
「八幡の家」は、可変性があり、将来のライフスタイルや家族構成の変化に建築的に対応しやすい事を前提に計画された。
積雪地でも過度に機械に頼らないパッシブタイプの仕様。南面の外壁を斜めに振ることで生じたバルコニーと屋根により、リビングゾーンへの日射をコントロール。通年で冷暖房負荷を軽減する国において新築住宅はZEH対応へのレールが敷かれつつある。
メンテナンスコストや雨漏りリスクなどを検討した上で、本計画では屋根材自体が発電パネルとなるシステムを取り入れた。家の断熱性能を向上させた上でマシーンを使うことが望ましいZEHであると考えている。
*第30回秋田の住宅コンクール 優秀賞・秋田魁新報社賞受賞
構造:木造
用途:専用住宅
延べ床面積:158.2㎡