商業施設

商業施設 計画の7つのポイント

商業施設の計画にあっては、お迎えするお客様はもちろん、働くスタッフにも喜ばれる場所づくりが望まれます。そのためには、ハード(建物)と共に、それ以前のソフト部分の検討やスケジューリングが重要です。事業計画をかなえる建物づくりの条件整理やデザインの検討を行います。

 

ポイント1:コンセプト

想定されるお客様のニーズを念頭に、店舗のコンセプトやイメージをまとめていきます。提供する商品やサービスと施設空間のデザイン・構成はリンクする必要があります。商圏調査等を行い、事業計画の精度を上げながらコンセプトをブラッシュアップするケースもあります。

 

ポイント2:早めの立地・建物調査

新築の場合

新しい事業に期待が見込める立地なのかを確認します。15年後のインフラや社会状況の変化を加味した検討が望まれます。また、建てる場所によって同じ形状の建物であっても求められる仕様(防火性能・建物構造等)が違うケースが多くあります。工事費の増減とリンクしますので、土地の契約を急ぐのは気をつけたいところです。

 

改修・リノベーションの場合

既存の建物を再利用する価値があるかどうかの見立てが最初に望まれます。建物の構造体にダメージがあったり、法律上の問題点がある場合は、かえって多額の費用がかかることになります。建物調査(インスペクション)を行うことで、劣化部分の診断や改修する場合の概算の見立てが可能となります。

 

ポイント3:建築や消防の制度のチェック

新築の場合は、現行法を基準として建てられるため、さほど大きな問題はありませんが、改修の場合は注意を要します。建物の場合、その用途により求められる設備等の基準が異なるためです。(例えば事務所ビルと飲食店では、飲食店の方が条件が多い。)そのため、既存の建物を「用途変更」して改修する場合は、現存の建築や消防等の関係法令への適合が必要となり、改修費にも関係してくるため、そのチェックが早期に望まれます。

 

ポイント4:スケジューリング

商業施設の場合、オープンの時期がいつになるのかは、重要です。オープン日が予定より遅れることで商機を逃し、事業計画に影響を与えるのは避けたいものです。

新築・改修問わず、企画段階から工事事業者選定、建築工事、オープニングまでのトータルスケジュールのハンドリングが肝となります。

 

ポイント5:内外装のトータルコーディネート

使う材料はサンプルを揃え、好みやテクスチャー感を確認します。パースや建築模型を使い、空間の大きさ等を共有しながら家具のレイアウトや照明器具の配置までトータルでバランスを考えていきます。

 

ポイント6:性能向上

改修の際に主に検討するポイントですが、建物の性能として向上させたい部分として、省エネ性能、バリアフリー性、耐震性能、メンテナス性があります。特に省エネ性能とメンテナス性は将来のランニングコストともリンクしますので、やまと建築事務所では重視しています。

 

ポイント7:事業を成功させるためのデザイン

建物のデザインは「好み」によりなされるケースが多くありますが、主観と客観、どちらの視点も必要と考えます。その場に集う人々への想いと愛情、使う人を考えた合理性、そして未来を見据えた柔軟性など、多様な視点を結晶させたデザインにより、皆様の事業の成功に尽力したいと、私共は願っております。

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